ヨギニの日記

南インドでボランティア生活をしています

検疫隔離7日目 懐かしい南インドの朝食

インドに到着して、検疫隔離7日目になった。 昨日まで、外国人登録の手続きの嵐”に巻き込まれていたが、ひとまず落ち着いた。

 

今日からやっと”暇”な時間を楽しめるはず。

 

検疫隔離中の私の日課はこうだ。 朝3時ちょっと前に起床。ヨガのクリヤ、瞑想、アサナ、プラナヤマをたっぷり3〜4時間ほど行う。

ヨガの練習後、夜が明けてきたら外出。5キロほどウォーキングする。隔離中でも体力が落ちないように気をつけたいので、早朝の人気がないときを選んでいる。

 

ウォーキングの途中に南インド名物の朝食、イドリーとココナッツ・チャトニを道端で開放的なローカルの店で食べる。20ルピー。 イドリーとはお米(通常白米)の粉を水で溶かした蒸しパン。ココナッツ・チャトニはココナッツの実を削って水で溶かし、ローカルの薬味で味付けしたココナッツと水のかけ汁。 素朴な雑味のない味で、わたしの一番大好きなソースだ

 

イドリの原料になっているのは、精製された白米。普段から精製されたものはできるだけ避けている。精米には栄養がなく、糖分の塊だからだ。希望をいえば、玄米でイドリーを食べたい。でも、南インドでは白米が大人気で、これを避けようとすると、食べるものがなくなってしまう。仕方がない...

 

ウォーキングが終わりに近づくと、チャイ屋がある。ここでも一時ストップして、チャイを一杯、ラギクッキー1〜2枚いただいて、うち(検疫滞在先)へ帰る。

 

ラギ Raggiとは、雑穀の一種で、チョコレート色をしている。通常粉として使われ、クッキやクレープに利用されている。

 

道端でゴミをあさっている牛たちをみると、チャイ(ミルクティ)を飲もうかどうか悩んでしまう。牛乳には、人間が捨てたゴミの汚染物質がたっぷりはいっている。人間が捨てたゴミは、また人間に戻ってくる仕組みになっている。

 

さまざまな誘惑に負けて、早朝ウォーキングを終える。